火災保険は返還保険料も比較しておきたい

返還保険料とは

火災保険は短くて1年、長ければ10年間の契約となります。契約期間が長くなるほど保険料が割引になるため、マイホームを購入した場合などにはそこに10年以上住むであろうと想定して10年契約で火災保険に加入する人がたくさんいます。しかし10年という月日の中ではライフステージやライフスタイルが変わることはもちろんあり、契約期間が満了する前に引越ししたり売却したりで火災保険を解約したい事情が起こることも十分に考えられます。契約期間終了前に解約すると、火災保険は保険会社独自の計算方法によって払戻金が計算され、その金額を返還保険料として取り戻すことができます。複数の火災保険から見積もりを取り寄せて比較する際には、万が一の返還保険料についても比較しておいた方が、将来の安心感につながります。

返還保険料の計算方法

返還保険料でいくら返ってくるのかは、火災保険を取り扱っている保険会社ごとに計算方法が異なります。そのため、同じ保険期間で同じ保険料を支払い、同じ時に解約する場合でも、戻ってくる保険料には大きな差が出ることになります。微妙な計算方法は保険会社ごとに異なりますが、一般的には、一括で最初に払った保険料に対して未経過料率を掛け合わせて解約払戻金を計算することになります。必ずしも平等に日割りとか月割で計算してくれるわけではありません。例えば最初に12万円を支払い、ちょうど保険期間が半分経過した所で解約する場合、払い込んだ12万円の半分が返ってくるわけではなく、保険会社ごとに設定されている未経過料率によって計算されるので、払戻金は3万円程度になってしまうことも多いのです。

未経過料率は教えてくれる

払戻金を計算する際に使用される未経過料率は、保険会社ごとに異なっていますが、問い合わせれば教えてもらうことができます。それぞれ、保険契約期間やどのぐらいの期間が経過したかによって細かく設定されていてチャートのようになっているため、電話で問い合わせる場合には、具体的に何年契約を何年で解約した時の未経過料率とピンポイントで指定して教えてもらいましょう。